MASTERPEACE / 『HAISEI Last』(4曲入りカセットテープ・完全限定生産・ナンバリング付き)

アメ村が世界に誇る混沌アパレルショップartistdoor店主であり、大阪ハードコア・シーン指折りのキーパーソンGTOがマイクを握るバンド、MASTERPEACEの最新音源が昨年に引き続き、東大阪は布施のEgypt recordsより着弾。

平成という元号の最後に発表される作品ということで、ずばり直球ストレートなMASTERPEACEらしいタイトルを冠した本作。結成17年、本作を合わせると今までに16枚の単独音源とスプリットを発表(オムニバスを含めると本作で30枚目)してきた彼らだが、本作は楽曲においても歌詞においても、そのキャリアの集大成と呼ぶに相応しい出来映えとなっている。
REBEL CARNIVALのOnline Storeでは直近の3作品を取り扱っているが、どれを買うか迷った方は、まず本作から手に取ってみることを推奨する。

泣きのユースクルー/オールドスクールという土壌に、ニュースクール、スラッシュ、ジャパコア、ロックンロールの旨味成分をグツグツ煮込んで作った肥料を蒔き、長い歳月をかけて栽培と収穫を数え切れないほど繰り返した結果、人がMASTERPEACE節と呼ぶ唯一無二のファーム(ブランド)が確立されたわけだが、常に変わらない部分と変わり続ける部分があるのがMASTERPEACE。今回もどこからどう聴いてもMASTERPEACEなのに新鮮さを感じる不思議。
2017年冬から新ギタリストとして正式加入したジュン(ex. SATURDAY NIGHT PARK)の持ち味がやっと活きてきたと言える。ストーナー・ロック、サイケデリック・ロックなどを好むジュンのエッセンスがMASTERPEACE節に更なる深みと奥行きを与え、よりストレンジたるものにしている。

ちなみに3曲目に収録されている「Keep Scene Weird」という曲。タイトル名はMASTERPEACEとSOLIS MANのDr. ツボ(ex. ROUGH ROCK POSSEST)が2018年初頭から共同企画しているイベント名から取ったもの。歌詞の内容も開催場所となっているライブハウス「戦国大統領」に向けられたLOVE & RESPECT溢れるものとなっている。

レコーディング、ミックス、マスタリングはいつも通り、シーンが熱い信頼を寄せるLM STUDIOのIPPEI氏が担当。
アートワークはGTOと十代からのマイメンであるグラフィティライターMOSTとDROP、そしてMASTERPEACEの公式ロゴや数々のマーチャンダイズでもお馴染みのCASPERが担当。

本作は2019年初春にCDプレスされ、全国で一斉発売される予定だが、一足先にカセットテープでの先行リリースとなった。
カセット版は完全限定生産(ナンバリング付き)となり、購入可能なショップも極少数に限られている。

Track List:
A1. HEISEI Last
A2. Trip Traveling Life
A3. Keep Scene Weird
A4. Go Forward Future
販売価格 1,080円(内税)